台湾の年末年始を調査。大晦日の風物詩とは?

おはようございます。

本日は、台湾の年末年始はどのようになっているのか、

また、毎年恒例で行われているイベントについて

触れていこうと思います。

 

大晦日の風物詩!台湾の「カウントダウンライブ」

 

台湾では各地で毎年開催される大晦日カウントダウンライブの生中継があります。

そもそも台湾人にとっての「お正月」といえば、西暦の1月1日ではなく、

旧暦(農暦)の1月1日にあたる「旧正月」なのです。

旧暦の元旦〜5日までは「春節(chūnjié)」と呼ばれ、会社や学校、お店なども休業となる大型連休に入ります。

一方の西暦12/31〜1/1というのは、若者を中心に盛大にお祝いするイメージ。

春節では家族と過ごすのが一般的であることから、

12月31日から1月1日のカウントダウンの瞬間は友達同士で集まってパーティーをする人も多いようです。

旧正月の年越しのことを「過年(guònián)」と呼ぶのに対して、西暦の年越しのことは「跨年(kuànián)」と呼びます。

そしてその一年の節目である瞬間に行われるのが「跨年晚會(kuànián wǎnhuì)」と呼ばれる野外のカウントダウンライブ!

毎年12月31日の19時頃から野外ステージにて開幕し、有名なMCや次々登場する豪華なアーティスト、

そして現地の会場に集まる大勢の観客と一緒にカウントダウンの瞬間を盛り上げます。

そしてその様子はすべてYouTubeでオンライン生配信されるので、

台湾に行かなくても、カウントダウンの瞬間を含め、まるで現地にいるような気分で楽しめます。

その一年で話題になった新人歌手や大御所の人気歌手まで出演するのですが、

なんといっても特徴的なのが、こうしたカウントダウンライブが台北・桃園・台中・台南・高雄などの各都市で一斉に開催され

それぞれの都市ごとに出演アーティストが違うので、パソコンやスマホの前で、

各地の配信をはしごしながら鑑賞できるのが大きな魅力です。

カウントダウンの瞬間はどの都市でも最高潮の盛り上がりを見せますが、

やっぱり台北101のカウントダウン花火を生中継する台北会場ははずせません

超高画質で、さらに様々なアングルから綺麗な台北101の花火を拝むことができます。

日本の歌番組のようにテレビ局やスポンサーだけではなく、各地域をあげての一大イベントでもあるので、

どの会場でも市長が登場して一年の締めくくりの挨拶をしたりするのも、台湾ならではの面白さ。

時差があるので日本より1時間遅く、画面の向こうの台湾の皆と

新年快樂~(シンニェンクァイラー/xīnniánkuàilè )!」と一緒に盛り上がるのは一年に一度のお楽しみです♪

 

台北でのカウントダウンイベント

 

台北では年末の年越しイベントとして台北101で花火が打ち上げられます。

 

こちらは当日になると、通行禁止のエリアが出来たり市街地に沢山の

簡易設備や救護エリアまで配備されています。

市がこのイベントに対しての思い入れが感じ取れますし

街の人も清掃のお手伝いをしたり、とても良い雰囲気で新年を迎えることの出来るイベントです。

普段、中から見ることの出来る夜景も辺りを一望出来る

絶景となっています。どの季節に訪れても楽しめますね。

 

まとめ

本日ご紹介した台湾の魅力、是非自らの目で確かめて楽しんで頂けたら、と思います。

日本からはLCC等を利用し格安で行けるプランなども沢山ありますので時間を見つけて

旅行に行かれてはどうでしょうか?

それでは本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。。。