中国「独身の日」 2018年の売上は…?

おはようございます。

本日は、中国の一大イベントとして知られている「独身の日」

について触れていこうと思います。

 

「独身の日」とは?

 

「独身の日」とは元々光棍節(こうこんせつ、中国語: 光棍节=クヮンクンジェ )と呼ばれる日でした。

1993年に南京大学の学生たちが始めたといわれていて、「1」が連続しているのでこの日が選ばれているのです。

独身者同志が集まってパーティーを開いたり、独身者が結婚相手を探したりといった、様々な活動が行われていましたが、

贈り物をすることも流行っていて、「双十一」(「双十節」の連想)は電子商取引会社(淘宝網)を持つ

アリババグループのコピーライトであり、毎年11月11日に最大の売り上げをあげるなど話題になっています。

 

例年の売上高

アリババグループの取引額は下記の通り(いずれも中国標準時11月11日0:00 – 24:00の24時間)

  • 2009年:0.52億元
  • 2010年:9.36億元
  • 2011年:33.6億元
  • 2012年:191億元
  • 2013年:350億元
  • 2014年:571億元
  • 2015年:912億元
  • 2016年:1207億元
  • 2017年:1682億元

となっています。中国全体が大きく動いていることがわかります。

 

2018年の売上高

 

今年は、開始からわずか2分5秒の間で100億元(約1600億円)を達成、

11日15時49分39秒(中国時間)の時点で、2017年実績の1682億元(約2兆7,000億円)を突破、

終了時の12日午前0時には、前年比27%増の取引額を記録した。

越境ECには、約1万8,000のブランドが参加、国・地域別の流通総額ランキングでは、日本が1位を獲得。

その後、アメリカ、韓国、オーストラリア、ドイツが続いた。

輸入品ランキングでは、1位から順番に、Swisse(サプリメント)、Moony、花王、Aptamil(粉ミルク)、Bio Island(子供用サプリメント)だった。

特に、健康食品やフェイシャルマスクなどの日用品が売れ筋だったという。

日本の企業では、Moonyや花王が上位にランクインしたほか、サントリーのウイスキー「響」(30年度限定版)は開始後たった3秒で売り切れるなど、話題を呼んだ。