おはようございます。
本日は、インバウンドニーズに対応するためにQR決済を導入した
レオパレスホテルズについてお話して行きたいと思います。
マルチ決済アプリのQR決済「StarPay」を導入
株式会社レオバレス21とNTTコミュニケーションズ株式会社は、レオパレス21が国内で運営するレオパレスホテルズにおいて、QR決済サービスを開始しました。
レオパレスホテルズにおける
- ホテルレオパレス札幌
- ホテルレオパレス仙台
- ホテルレオパレス名古屋
- ホテルレオパレス博多
の4施設にマルチ決済アプリケーションサービス「StarPay」を導入。QR決済の受け入れ体制を整えました。
利用できるQR決済アプリは、
- 「WeChat Pay」
- 「Alipay」
- 「LINE Pay」
の3つです。
今回のサービス導入により、訪日客などがアプリから決済を行うことが可能になりました。一方ホテル側も、業務の削減につながりコストを削減できます。
中国の決済アプリにも対応し、訪日客の受け入れ体制を整える
今回、利用できる決済アプリは3種類あります。
「WeChat Pay」は、中華圏(中国、台湾、香港)に住むほとんどの人が利用する中国最大のSNSである「WeChat」のスマートフォン決済です。
アプリに、自分の銀行口座を登録することで利用できます。
「Alipay」は、同様に中国のネットショップサイトなどでよく利用される決済サービスです。
2018年1月時点で、5億2,000万人以上の本人認証済みユーザーを抱える世界最大の第三者決済になります。
そして「LINE Pay」は、日本で馴染みの深いメッセンジャーアプリ「LINE」を使った決済サービスです。
この内2つは中国の決済アプリです。訪日客の割合が高い、アジア圏からの流入を視野に入れていることがわかります。
また、「LINE Pay」も利用できるため、国内外の顧客に幅広く対応することが可能です。
QR決済サービスは、初期費用を抑えるなどのメリットも
従来のクレジットカード決済の場合、端末の導入が高いものだと10万円ほどかかります。
一方、QR決済サービスは専用端末の購入は4万円ほど。そのためQR決済サービスの導入は、初期費用が抑えられます。
また、顧客に直接アプローチすることも可能です。例えば、「LINE Pay」による決済の場合、支払いをきっかけに企業のLINE@を紹介。
店舗独自のクーポンなど、お得な情報を定期的に発信することが可能です。
そして、来店するお客側から見てもメリットはあります。
一番重要なのは、QRコードによるやり取りでクレジットカードなどを直接見せる必要がないことです。
そのため、店員にカード情報を盗み取られるなど万が一の心配がありません。
もし、スマートフォンをなくしても、ロックがかかっておりカード情報が漏洩する可能性も少ないです。このように、顧客側の安全性も向上されます。
レオパレスホテルズは、直近3年間での訪日客の宿泊比率が8%以上と大きく伸びています。特に多いのが、キャッシュレス化の進んでいる中国と韓国からです。
レオバレス21とNTTコミュニケーションズは、インバウンド対応としてQR決済サービスを導入します。それに加えて、日本のキャッシュレス化の普及が期待されます。
まとめ
如何だったでしょうか?
毎年増大するインバウンドニーズに対してどの様な対応をしていくのか?
は店舗の売上にも大きく関わってくる問題であり、業種によって様々な準備が必要です。
当社ではモバイル決済の導入や翻訳メニューの作成、またWEBページの作成等も承っております。
まずはお気軽にご相談だけでもどうぞ。