2018年8月インバウンド宿泊者数、前年同月比15%増の774万人泊。

おはようございます。

本日は、観光庁より発表された8月度インバウンドの宿泊者数

について見ていこうと思います。

 

訪日客数最高値を記録した8月

 

観光庁が発表した2018年8月の宿泊旅行統計調査結果によると、全体の延べ宿泊者数は5616万人泊で、前年同月比1.1%の減少となっていました。

日本人延べ宿泊者数は前年同月比3.3%減の4842万人泊でしたが、外国人延べ宿泊者数は、前年同月比15%増の774万人泊で、

8月としては調査開始以来の最高値を記録しました。延べ宿泊者全体に占める外国人宿泊者の割合は13.8%という過去最高値という結果がでています

 

外国人宿泊者の伸びを三大都市圏と地方部の前年同月比で見ると、三大都市圏で14.5%増、地方部15.7%増で、

4カ月ぶりに地方部の伸びが三大都市圏を上回っていました。

都道府県別の伸び率トップは福井県で、前年同月比119.3%増の6470人。2位は宮城県で113.8%増の3万6090人、

以下も新潟県、青森県、山形県が入り、北陸、東北の伸びが際立って見えました。

福井県によると「台湾でプロモーションを展開した成果が出たのではないか」という。

都道府県別の国籍(出身地)別宿泊客数を見ると、東北、関東、中部、近畿の各地方では

中国、台湾のどちらかが1位だが、石川県だけは例外で欧州が3割近くを占めトップでした。

欧州は広島県でも1位だったが、中国四国地方は香港が1位のところも多い記録がでています。また韓国が北海道と九州5県で1位という結果も。

8月の宿泊者数を国籍(出身地)別で見ると、1位が中国、以下台湾、韓国、香港、アメリカとなり、この上位5カ国・地域で全体の74.5%を占めた。

ただし、8月の東アジアからの訪日客数は西日本豪雨や大阪府北部地震などの影響で、夏休み期間にもかかわらず伸びが一桁台に鈍化しており、

宿泊者数に関しても、台湾、韓国、香港では客足が鈍っていた。

伸び率1位は7月に続きイタリアで36.4%増の14万3220人。2位のフランスは34.8%増の138030人で、

この2カ国は宿泊者数でもそれぞれ6位、7位に入った。また、上位5カ国のうち4位ベトナムをのぞくと欧州とオーストラリアが占めた。

国籍別の都道府県毎の宿泊者数構成比では、韓国では、北海道に滞在した人の割合が最も多く、その他の国・地域では東京都の割合が1位だった。

 

まとめ

如何だったでしょうか?

台風の影響もあり、航空の便が途絶えた事もあり大きな懸念があったインバウンド業界ですが

様々な国の方が来日されており、日本という国の需要が高い事が垣間見えるようですね。

北陸地方など外国の方が新たに目をつけている地域もありますので

しっかりと準備をして、喜んで頂きたいですね。