おはようございます。
本日は、世界中の観光客が注目する日本のコンテンツ「温泉」
についてお話して行こうと思います。
情報サイトで最も興味を持たれているコンテンツ
日本は周りを海に囲まれた島国であり、よく地震大国と言われている事を耳にします。
しかし、各地に点在する温泉という他の国には無い魅力的なコンテンツがあります。
また、それは外国人にもとても魅力的だと思われていて注目を集めています。
以前、当ブログにて紹介した「樂吃購(ラーチーゴー)ジャパン」が今年行ったアンケート(3,958名対象)の結果で
「温泉ツアー」に興味を持っている方が39.8%とダントツで一位を獲得したそうです。
世界的に有名な温泉から、地元の人しか知らない様な名泉もある中で
温泉宿の方達はどのような取り組みが行われていたのでしょうか?
次でご紹介していきます。
インバウンド誘致に大成功した城崎温泉
全国の温泉街で、インバウンド誘客において短期間で成功したと言われているのが、兵庫県の日本海側にある城崎温泉です。
古風な温泉宿が連なり、浴衣を着て外湯を楽しむ、そんな情緒あふれる光景が外国人観光客の目に止まり一躍人気となったのです。
城崎温泉の外国人宿泊数は、2011年でのべ1,118人泊だったのですが、2017年には5万800人泊と急激に増加し、わずか6年で約45倍の伸びを記録しました。
内訳をみると、欧米豪からの観光客が高いシェアを占めており、城崎温泉がある豊岡市によると、
インバウンドに力を入れ始めたのは2013年からだったというので驚きです。
当時取り組んだ内容として、まず体制整備を行ったそうです。2013年に国内外の観光客誘致を担う「大交流課」を設置し
その機会に、旅行会社からの出向者を迎えるなど、民間の力を取り入れることが加速したのです。
しかし当時は、ここまで外国人客が増加するとは思ってはおらずその理由をリサーチしたところ、
海外の旅行ガイド『ロンリープラネット』で「Best Onsen Town」として紹介されたことがターニングポイントだったといわれていました。
もともとのエキゾチックな温泉地が、観光素材の魅力が編集者の目にとまった結果、伝統的な温泉旅館が並び、浴衣姿が行き交う情緒ある温泉の町として紹介されたのです。
大成功した数値ばかりが取り上げられていた
この城崎温泉の成功、飛躍を見た雑誌や新聞はこぞって取り上げていたが
その内容は今人気となっているスポットだということ、伸び幅の話ばかりだったという。
その裏にはきっかけ作りを仕掛けた旅館があり、若旦那たちが新しいことに積極的に取り組んで
行ったからこそ海外メディアの目に止まったというエピソードがあります。
その取り組みに関わっていた代表の小野さんの話を聞くと
2006年にインバウンドセミナーを開いた事がまず全ての始まりだったそうです。
城崎温泉から相談があり、webの改修や多言語化、予約フォームの設置
等既存の物を大幅に変更していきながら、外国人記者等の同行を行い海外への発信を試みたのです。
その様な地道な取り組みが繋がっていき、ミシュランの二つ星として掲載されたのです。
その後、城崎温泉の外国人宿泊客がわずか5年間で40倍になりましたが、
小野氏は結果が出始める前段階の仕込みをおろそかにしてはならないと強調する。
先進的な旅館の若旦那たちや小野氏の5年以上の努力があったからこそ火が付いたのであり、
トータルで約10年間という歳月が必要だったと振り返る。
だいぶ以前から、大きな石を地道な努力を積み重ねて押し続けたからこそ、今、勢いよく回り始めたと言えるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?日本には有数の温泉地がありそれぞれ他にはない輝きを持っています。
これからも増え続ける外国人観光客への対応を始める事、
お客様にリピートして頂ける事が発展に繋がると思います。
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