台湾で今や無くてはならない重要な交通手段として定着している
レンタサイクルサービスYouBike。
現在では新北市、桃園市、新竹市、台中市、彰化市にも拡大し増々便利になっているようです。
レンタルステーションも充分すぎるほど数多く設置されているので地元の人達のみならず、
外国人観光客にとっても安い料金で利用できるYouBikeはとっても便利です。
我々観光客がYouBikeを利用する場合は、クレジットカードを使って
レンタルするケースが多いと思うのですが、もしプリペイドSIMを
使っているなど台湾で有効な電話番号を所有していれば
会員登録をして悠遊カードを使ってレンタルすることができます。
悠遊カードをセンサーにかざしてワンタッチでレンタルすることができるので
クレジットカードに比べてかなり楽に利用することができます。
というわけで今回は悠遊カードを使ってYouBikeをレンタルする方法を解説したいと思います。
YouBikeとは?
YouBikeは台湾の公共レンタサイクルサービス。
台北市で始まり、現在は新北市、桃園市、台中市、彰化市などへ展開されています。
複数のレンタルステーションがあり悠遊カードやクレジットカードを使用して
自転車をレンタルすることが可能。
返却もレンタルステーションであればレンタルした場所と同じでなく
どこでもOKという便利なシステムです。
YouBikeの利用料金
YouBikeの利用料金は地域ごとに決められています。
それほど料金に差はありませんが地域によっては
最初の30分が無料などの優待が設けられたりします。
例えば台北の場合は以下のようになっています。
〇台北の場合
YouBikeの利用方法
YouBikeを利用するには以下の2つの方法があります。
1.悠遊カードまたはiPass(一卡通)を使ってレンタルする。
2.クレジットカードを使ってレンタルする。
ここでは、1の「悠遊カードまたはiPass(一卡通)を使ってレンタルする」方法を解説します。
こちらはKioskと呼ばれる操作端末で、会員登録等をする際に使用するものです。
今回のように悠遊カードを使ってレンタルする場合は使う必要はありません。
【手順1】
レンタルしたい自転車を選びます。
このときタイヤの状態やブレーキの効き具合など自転車の状態をチェックしておくことをおすすめします。
ちなみに下の写真のようにサドルが逆向きになっている自転車をときどき見かけるのですが
これはイタズラというわけではなく、何か自転車に不具合があるというサインなんだそうです。
というわけなのでサドルが逆向きになっている自転車は借りない方が無難ですね。
※特に明確に決まっている訳ではないのですが暗黙の了解でそうなってるんだとか。
実は台湾の人でもこのことを知らない人は多いんだそうです。
【手順2】
自転車は1つのスタンドに2台ずつ設置されています。
レンタルしたい自転車を決定したらスタンドに
感應區(SENSOR ZONE) と書かれているセンサーに部分に悠遊カードをかざします。
「ピーッ」と音が鳴ったら自転車のロックが外れます。
後はロックが外れたのを確認して、自転車を引き出せば乗ることができます。
自転車を返却する
自転車は、空いているスペースがあればどのレンタルステーションでも返却は可能です。
【手順1】
前輪部分にある接続板を下の写真の部分へ差し込みます。
※接続板は左右両方にあるので返却する位置によって使い分けます。
【手順2】
ガチャッとはめ込んで完全に固定されたらロック完了。
【手順3】
正しくロックされたら「ピーッ、ピーッ」という音が鳴るので
レンタルしたときと同じように感應區(SENSOR ZONE) に悠遊カードをかざします。
【手順4】
利用料金が引き落とされ、これで返却終了。下の写真の「5」というのが利用料金。
「111」というのが利用後の悠遊カードの残額です。
まとめ
現在ではレンタルステーションの数もかなり増えているので、
MRTやバスがカバーできない部分を補完してくれる存在としてYouBikeは大変便利です。
上手く使って観光を楽しむ事が出来れば、思い出になる事間違いなしですね。
利用する際は慣れない土地ですので、交通事故等にはじゅうぶん安全に気を付けてください。